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エビデンスに基づいた健康情報

新型コロナウィルス感染症とワクチンについて

ビタミンDの欠乏に注意しましょう
2021-01-08
 本日(1/8)東京都では2,392名と昨日に続き高い感染者数です。政府が緊急事態宣言を発出しました。私たち自身が身を守る道筋を自力で作り上げる時期が来ているように思います。しばらくは論文の中から誰でもができることを抽出して皆様にお届けしたいと思います。

 ビタミンDの有用性について新しい研究論文が出ていますのでご紹介しましょう。ベルギーAZデルタメディカル研究所グループからの研究報告です。この報告によれば、入院時に血清ビタミンDが身体の要求量を下回っているヒトがその段階で59%認められ、特に男性の場合、病期が進むにつれて欠乏率が上昇します。女性の場合は病期依存の変化は無かったそうです。その研究では入院時のビタミンD値と死亡率の関連を調べた結果、ビタミンD値が低いヒトとそうでないヒトでは死亡リスクが3.9倍になるそうです。この研究報告の執筆者は「Covid-19による重症化、死亡率の軽減策として安全かつ安価で、実施可能な方策として、一般の方にビタミンDが欠乏しいないよう呼びかける必要がある」と強調しています。

 免疫の専門家でドクターの遠藤先生に伺ったことも付け足しておきます。うがい、手洗い、密を避ける、そしてマスクですが、そのマスクは二重マスクとして、よりウイルスの侵入を防ぐことが良いとのことです。できれば外側のマスクは外出後、ビニール袋などで密閉し、廃棄することが望ましいと思われます。

 ビタミンDの補給法としてjastでは「プレミアムビタミンD」のご利用をお薦めしております。