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”なんとなく不調”ありますか?

なんとなく不調とはこのような不調

眠れない・疲れやすい・やる気が出ない・ぼーっとしてしまう・忘れっぽい・集中力の低下・体が重い・手足の冷え・目の疲れ・頭痛・耳鳴り・ひどい肩こり・ふらつき ・皮膚の乾燥や痒み・脱毛の増加・その他年齢やストレスを理由にしかたがないとあきらめてしまいがちな不調

身体を支える三位一体のはたらき

 身体には寒冷地の冷気の中でも、強いストレスを受けているとき血圧や血糖値などをある程度のゆらぎをもって一定に保つ仕組みが備わっています。ホメオスターシス(生体の恒常性)と呼ばれています。 
 自律神経系ー内分泌系ー免疫系
これらが三位一体となって機能してくれることにより保たれているしくみです。自律神経系などどれか一つに不調が生じれば、他の働きにも影響を及ぼします。

免疫系ー炎症について知りましょう

 炎症は古くから知らていて、炎症の四主徴として発赤(REDNESS)、発熱(HEAT)、疼痛(PAIN)、腫脹(SWELLING)が古代ローマ時代の医師ケルススにより初めて記載されました。その後、長らく身体が損傷したときなどに生ずる一過性の生体修復機構として肯定的にとらえられてきました。
 そして1871年にドイツの著名な病理学者ウイルヒョウが機能性障害(LOSS OF FUNCTION)を加えて五主徴となりました。痛みで歩けない、高熱で立てないなどがこれに該当します。
 炎症とは体内に侵入してくる細菌やウィルス、異常なタンパク質などを異物と認識して排除し、生命を維持するための大切なしくみです。

知らぬ間に進行する慢性炎症

 急激に起こり数時間から数日と短い期間で収束する急性炎症は、風邪をひいたときに喉が痛かったり、やけどをした手の甲がひりひりしたりなどで経験したことがあると思います。私たちは炎症が起こっている箇所を意識します。
 一方、慢性炎症というものがあり、急性炎症が治りきらずに慢性化してしまうものと、体内で炎症が起きているという自覚症状がない、あるいはあっても軽微で放置されてしまう場合です。この後者が問題となり、刺激が同じ場所で何度も繰り返されることにより、長期間(月単位あるいは年単位)にわたり炎症が続きます。こうして慢性炎症が起きた組織は徐々に傷み、”老化”したり疾患に近づいていきます。肌や骨、脳などの老化、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病をはじめ、がんや認知症など様々な疾患の原因となります。

慢性炎症の原因は酸化と糖化ー酸化

  細胞の中ー緑がミトコンドリア
 呼吸によって取り込まれた酸素は体内でエネルギーとして利用される過程で、電子が奪われ活性酸素に変化します。細胞内のミトコンドリアというエネルギー産生工場では活性酸素がつくりだされています。
 活性酸素は体内に侵入したウィルスや細菌を撃退してくれる有難い存在ですが、増えすぎると正常な細胞やDNAを傷つけますので、両刃の剣です。
 しかし、私たちの身体は抗酸化力のある酵素によって酸化に対抗しています。加齢やストレス、紫外線や化学物質などの様々な影響を受けると体内の抗酸化物質が減少し、抗酸化力が落ちて酸化が進行してしまいます。こうして増加した活性酸素により正常な細胞がダメージを受け、身体のあちこちで小さな炎症が次々起こるのです。
 また、活性酸素は体内のリノール酸、アラキドン酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸を酸化させ、過酸化脂質をつくります。この過酸化脂質は血液中のLDLコレステロールを酸化させ、血管内に炎症を起こし、動脈硬化を招きます。

 

慢性炎症の原因は酸化と糖化ー糖化

 キツネ色に焼けたホットケーキを想像してみてください。加熱調理によって糖とタンパク質が結合し、メイラード反応が起こりあの香りとうま味を生み出します。
 私たちの身体でも同様のことが起こりますが、こちらはあまり嬉しくありません。血液中に糖が溢れていると簡単に血流に乗っているタンパク質と結合し、糖化タンパク質がつくられます。そして何段階かの化学反応を経て、週末糖化産物(AGEs)ができてしまうのです。AGEに”s”が付くのは数十種類のAGEが存在するからです。
 近年の研究で、このAGEsが体内で炎症を起こす大きな要因であることが分かってきました。
体内でできたAGEsは一部は尿とともに排泄されますが、年齢を重ねるごとに蓄積される量が増えていきます。AGEsは活性酸素を増やす原因でもあり、特に腸では腸内細菌のバランスを崩して、腸の老化を進めてしまいます。

 

jastからのご提案

 ヒトの三大劣化は酸化・糖化・炎症といわれています。
糖化➡AGEs➡活性酸素の発生➡体内酸化➡炎症発生
 この負の連鎖は年齢とともに、より強力に老化を進行させ、炎症を拡大させます。
 糖の吸収を緩やかにしたり、優れた抗酸化力をもつ植物成分を丁寧に抽出したサプリメントがあります。このよう製品を活用することにより、負の連鎖を断ち切っていただきたいと思います。